2025年2024年2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年


図解 ビジネスですぐに使える コーチングの技術
――部下を上手に育てるための50のマネジメント・スキル 図解でやさしく理解できる!


中城卓哉 著
A5判並製192ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-268-0
近年、働き方改革による厳しい労働時間管理や、パワハラ、セクハラ等のハラスメントへの理解と対策、そしてリモートワークの増加という、さまざまな制約のなかで、マネジメントに関する環境はより難しくなっています。そんな難しい状況だからこそ、役立ててほしいのが「コーチング」です。コーチングは、部下の能力を伸ばし、モチベーションを高め、行動を促して結果を出すという、マネジメントにピッタリのスキルです。
本書では、「上司が部下を指導する」という場面に特化して、ビジネスですぐに使えるコーチングの技術をわかりやすく紹介。多くのビジネス相談に応じて問題解決に導いてきた著者が、部下に自ら考え、行動する自主性を持たせることができるコーチングの基本と使い方を、図解を交えてやさしく解説する、「現場で役立てる」ための実践的手引書です!
【本書の構成】
1章◎部下との信頼関係をつくる10のスキル
2章◎自分から行動する部下に育てる10のスキル
3章◎社員の能力をアップさせるための10のスキル
4章◎「困った部下」に対処する10のスキル
5章◎部下にコーチングをするための10の考え方
【著者プロフィール】
中城卓哉(なかしろ たくや)◆パワーコーチ株式会社代表取締役。人材育成コーチ・コンサルタント・研修講師。東京都生まれ。成蹊大学経済学部を卒業後、住商情報システム株式会社(現SCSK株式会社)にてSE職・新人研修を経験。2008年にプロコーチとして独立。個人向けのコーチング活動を経て、2014年にパワーコーチ株式会社を設立。現在はコーチングに加え、モチベーション向上のコンサルティングや研修を行なっている。世界No.1コーチ、アンソニー・ロビンズ氏に師事。アメリカで発達した手法を日本人の文化・習慣に合わせて適応させ、「現実に使える手法」として提供している。著書に『すぐに役立つ! コーチングの基本と活用法』がある。
【著者ホームページ】
https://www.180-0004.com

評価制度の運用・研修 パーフェクトガイド
――これ1冊で目標設定も評価者研修も効果を100%発揮する!〜


榎本あつし 著
A5判並製256ページ
定価 2420円
ISBN978-4-89795-267-3
著者の既刊『A4一枚評価制度』や『評価をしない評価制度』はおかげさまでご好評いただき、版を重ねています。しかし、人事評価制度は「制度」です。制度は、手段であってツールでしかないので、適正に運用しなければ意味がありません。でも、それができていない企業がとても多いのが実態です。評価制度がきちんと機能しなければ、評価者の負担も部下の不満も解消しません。
本書は、人事評価制度をきちんと運用し、必ず効果を出すためのノウハウをやさしく解説。「評価者研修」についても、「期初の目標設定」「期中のマネジメント」「期末の評価実施」の3つに分けて研修資料付きでページごとに解説した、まさに評価制度を生き返らせるためのすべての手法を詰め込んだ「パーフェクトガイド」です(運用や評価者研修の実施などに便利で役に立つ資料類のダウンロードアドレス付き)。ぜひ、この本を読んで、形骸化した人事評価制度を生きた制度にしましょう!
【本書の構成】
1章◎人事評価制度の「運用」とはどういうことか
2章◎【期初】に行なう目標設定とコミットメント
3章◎【期中】に行なうマネジメントとコミュニケーション
4章◎【期末】に行なう評価の実施のしかた
5章◎一次評価からフィードバック面談までのすすめ方
6章◎中小企業のための評価の反映のしかた
7章◎【期初】【期中】【期末】の研修内容と実施方法
8章◎年間スケジュールの設定とその他の運用ポイント
9章◎「評価制度の運用・研修 パーフェクトガイド」資料集
【著者プロフィール】
榎本あつし(えのもと あつし)◆社会保険労務士。株式会社MillReef 代表取締役、社会保険労務士法人HABITAT 代表社員、一般社団法人行動アシストラボ 代表理事、一般社団法人日本ABAマネジメント協会 代表理事、日本行動分析学会 会員。1972年、東京都立川市生まれ。法政大学経済学部卒。大学卒業後、ホテルにて結婚式の仕事等に携わる。2002年、社会保険労務士試験合格。人材派遣会社人事部に転職後、2005年12月に社会保険労務士として独立。現在は、人事評価制度に関するコンサルタントとしての仕事を主要業務としている。ABA(応用行動分析学)の理論を用いた組織活性化業務を得意とする。著書に『人事評価で業績を上げる!「A4一枚評価制度」』『評価をしない評価制度』『「A4一枚」賃金制度』『自律型社員を育てる「ABAマネジメント」』『働き方改革を実現する「会社ルールブック」』がある。
【著者ホームページ】
https://millreef.co.jp
https://habitat-sr.jp

図解でわかる 給与計算と社会保険事務 最強ガイド
――毎月の給与支給、保険料徴収事務から年末調整、保険給付手続きまで
      すぐに役立つ親切ハンドブック!


太田 麻衣 著
A5判並製240ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-266-6
会社では多くの事務の仕事がありますが、毎月必ず必要になり、絶対にミスが許されないのが給与計算事務です。賞与支給や年末調整、退職時にも賃金計算は欠かせません。また、給与支給の際には賃金額に応じて社会保険料の控除・徴収が必要になり、社員の採用・異動・退職時や定時決定・随時改定、年度更新、そして出産・病気・ケガ等で保険給付が適用になるときには社会保険の届出・手続きが必要になります。これも社員に不利益が生じないようにスピーディーかつ正確に事務をこなさなければなりません。
本書は、総務・人事・労務・経理の担当者に必須の事務について、誰に聞かなくてもスムーズにこなせるようになる本。ソフトやクラウド型システムを利用する場合でも、入力するのは人間ですから、本書で基本的なしくみや計算のしかたなどをシッカリと理解したうえで事務処理を行なえば、ミスやモレを解消することができます!
【本書の構成】
1章◎給与計算のルールを知っておこう
2章◎社会保険・労働保険のしくみを知っておこう
3章◎従業員を採用したときの届出・手続き事務
4章◎給与の「支給項目」のしくみと計算のしかた
5章◎知っておきたい「勤怠」のルールと取扱い
6章◎給与の「控除項目」のしくみと計算のしかた:@社会保険・労働保険
7章◎給与の「控除項目」のしくみと計算のしかた:A所得税・住民税
8章◎年末調整はこうすればうまくいく
9章◎賞与支給の計算事務をスムーズにこなすコツ
10章◎社員が退職したときの届出・手続き事務
11章◎健康保険の給付が必要になったときの届出・手続きのしかた
12章◎労災保険の給付が必要になったときの届出・手続きのしかた
13章◎雇用保険の給付が必要になったときの届出・手続きのしかた
【著者プロフィール】
太田麻衣(おおた まい)◆1993年、静岡県出身。東京大学教育学部卒業。2019年、社会保険労務士試験合格。一般企業の人事部を経て、HRプラス社会保険労務士法人に入職。現在、社会保険事務、給与計算業務に従事しつつ、人事労務相談では労働者災害補償保険法に関するアドバイスを強みとしている。また、IPO、M&Aシーンでの労務デューデリジェンスなどのコンサルティング業務を担当するほか、「労務事情」など雑誌への寄稿や、所内外のセミナーに登壇している。
【著者ホームページ】
https://ssl.officesato.jp

図解 経営のしくみがわかる本
――組織づくり、経営戦略の手法からDX、ESGへの対応まで
      図解でやさしく理解できる!


野上 眞一 著
A5判並製176ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-265-9
「IT」時代といわれる今日、経営に関する理論や手法も情報技術を前提として考え直す必要があります。また、新しい考え方である「SDGs」(エスディージーズ:持続可能な開発目標)や「DX」(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用した組織やビジネスモデルの変革)、「ESG」(環境、社会、ガバナンスを意識した取組み)などについても十分に理解して実践することは、経営していくうえで不可欠のものになっています。
経営や会社については、「経営方針ってどうやって決まっているの?」「経営計画はどのように立てられるの?」「経営戦略って何だろう?」「マーケティングはなぜ必要なの?」「会社の財務・会計ってどういうもの」など意外にわからないことが多いものです。 本書は、そんな素朴な疑問に、わかりやすい図解入りでズバリお答えする本。経営や会社の基本的なしくみから、組織づくり、経営戦略やマーケティングの手法、財務・会計・税務の基礎知識、DXやESGへの対応のしかたまで、会社の経営者はもちろん、役員、管理職も知っておかなければならない「経営」のしくみについての必須知識をやさしく解説。ビジネススキルはもっているがマネジメントスキルも身につけたいというビジネスパーソンや、起業を考えている人、経営のしくみを勉強したい人にもスグに役立つ、入門経営書の決定版です!
【本書の構成】
1章◎会社のしくみと経営のしくみ
2章◎「経営理念」から経営計画をたてる
3章◎経営戦略をたてて実行する
4章◎戦略を実行する組織のしくみ
5章◎経営戦略を支えるマーケティングの手法
6章◎経営に欠かせない財務・会計・税務
7章◎DXとESGで変わる企業経営
【著者プロフィール】
野上眞一(のがみ しんいち)◆会社勤務を経て、新製品・市場のコンサルティングに従事。主に「マーケティング」「経営数字」などを中心とした書籍の執筆、およびそれらのアドバイスを行なっている。会社員時代の経験から「すべての仕事にマーケティングを」をモットーとし、「あなたの隣のマーケター」を自認。難解なマーケティング戦略や用語を、普通のビジネスマンや学生にも理解できるようにかみ砕いた説明には定評がある。著書に、『図解でわかるESG いちばん最初に読む本』『18歳からの「マーケティング」の基礎知識』『図解でわかるマーケティングの基本としくみ』『図解でわかるデジタルマーケティング いちばん最初に読む本』『マーケティング用語図鑑』がある。

図解でわかる経営計画の基本 いちばん最初に読む本
――経営計画の目的、基礎知識、つくり方から計画達成のための実行管理のしかたまで
      図解でやさしく理解できる!


神谷 俊彦 編著
A5判並製176ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-264-2
スムーズに経営し、会社を継続していくためには、「経営計画」の作成が不可欠です。金融機関との交渉においても「経営計画書」は重要な必要書類です。経営計画は、船が航海する際の“羅針盤”と同じ役割ですから、「やるべき項目」「そのスケジュール」「誰がやるのか」などを明確にして作成しなければなりません。
本書は、経営計画の目的や重要性といった基礎知識から、経営計画を策定するための経営目標、経営戦略の立て方、経営計画書の具体的なつくり方、そして計画を確実に実現するテクニックまで、わかりやすい図解入りで1項目=2ページでコンパクトに解説。これまで経営計画の作成を敬遠しがちだった経営者にも、計画を立ててはみてもうまく機能していなかった会社にも、すぐに役立つ「経営計画のつくり方」の実践的な入門実用書です!
【本書の構成】
1章◎そもそも「経営計画」とは何か
2章◎経営計画書の作成のしかた
3章◎「自社を知る」とはどういうことか?
4章◎「経営目標」の設定のしかた
5章◎「経営戦略」の考え方・立て方
6章◎「経営計画」を完成させよう
7章◎経営計画を成功に導く実行管理のしかた
【著者プロフィール】
神谷俊彦(かみや としひこ)◆大阪府出身。大阪大学基礎工学部卒業。中小企業診断士、ITコーディネータ、M&Aシニアエキスパート。富士フイルム(株)にて技術・マーケティング部門で35年勤務後、独立。現在、(一般社団法人)城西コンサルタントグループ(JCG)会長として、会員とともに中小企業支援を行なっている。同時に、ものづくり経営コンサルタント会社(株)ケービーシーを設立して 代表取締役に就任し、現在に至る。得意分野は、ものづくり支援、海外展開支援、IT化支援。著書・共著書に、『図解でわかるDX いちばん最初に読む本』『図解でわかる品質管理 いちばん最初に読む本』『図解でわかる購買管理 いちばん最初に読む本』『図解でわかる外注管理 いちばん最初に読む本』『図解でわかるスマート工場のつくり方』『図解でわかるIoTビジネス いちばん最初に読む本』『図解でわかるRPA いちばん最初に読む本』『図解でわかるSCM いちばん最初に読む本』『問題解決手法の基本と活用法』『生産管理の実務と問題解決 徹底ガイド』がある。
【著者ホームページ】
https://jcg-net.com

会社を辞めるときの手続きガイド【改訂2版】
――健康保険、雇用保険から年金、税金まで トクするやり方がズバリわかる!


土屋 信彦 著
A5判並製184ページ
定価 1650円
ISBN978-4-89795-263-5
会社を辞めるときには、さまざまな手続きが必要になります。もちろん、会社の総務部門などで手続きしてくれるケースも多いですが、自分自身で手続きしなければならないこともあります。また、そもそもどんな手続きがあって、それは何のために行なうのかを知っておいたほうがよいのです。そうしないと、思わぬ損をしてしまうかもしれないからです。
本書は、会社を退職するとき、転職するときに必要となる健康保険(医療保険)・雇用保険(失業保険)や年金保険・税金に関する手続きやトクする知識についてわかりやすく手ほどきした本。1項目2ページ見開きで解説しているので、知りたいことがパッと引けて、すぐに解決できます。会社の実務担当者が退職者から聞かれたときにも活用できる便利な本です。
なお本書は、2011年11月に初版を発刊以来、おかげさまでご好評いただき増刷を重ねてきましたが、在職老齢年金の見直し、高年齢者雇用安定法や各種社会保険に関する改正などを織り込んで、最新データにもとづき全面改訂して「改訂2版」として新版化するものです。
【本書の構成】
1章◎【ケース別・退職手続き】会社を辞めるときにはこんな手続きが必要!
2章◎【雇用保険編】失業保険のトクするもらい方・手続きのしかた
3章◎【医療保険編】健康保険のカシコイ選び方・手続きのしかた
4章◎【年金保険編】絶対に損をしない年金の知識と手続きのしかた
5章◎【税 金 編】払い過ぎの税金の取り戻し方・上手な申告のしかた
6章◎【転 職 編】再就職するときに忘れてはならない手続きのしかた
【著者プロフィール】
土屋信彦(つちや のぶひこ)◆特定社会保険労務士、アイ社会保険労務士法人代表社員。1963年、埼玉県出身。東京都墨田区の谷口労務管理事務所谷口公次先生に9年間師事。その後、川口市にて開業。埼玉県社会保険労務士会理事、同川口支部副支部長を歴任。IPO・内部統制実務士。労務監査、上場支援、規則整備などが強み。著書・共著書に『定年前後の知らなきゃ損する手続きマル得ガイド』『労働時間を適正に削減し、休日・休暇を正しく運用する法』『人事・労務のしごと いちばん最初に読む本』『健康保険の実務と手続き 最強ガイド』『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』『IPOの労務監査と企業実務』などがあるほか、TVK「アクセスNOW」にTV出演。
【著者ホームページ】
https://www.consul-srt.com

これだけは知っておきたい! リストラ・休職・解雇の実務と手続き
――退職にまつわる労務トラブルを未然に防ぐためのポイントと注意点


濱田 京子 著
A5判並製200ページ
定価 2200円
ISBN978-4-89795-262-8
退職などによる労働契約の終了時に発生する労使トラブルは非常に多く、筆者も社会保険労務士として、また労働局のあっせん委員として、特に「解雇」や「雇止め」が原因のトラブルを多く経験しています。実は、会社が労働契約の内容を労働者に明確に伝えていないために、労働者にも誤解が生じ、その結果、労働契約が終了するときに大きなトラブルに発展する事案が多いのです。
本書は、あらゆる退職に関することについて、労働基準法等の知識から、トラブルに至らない実務のチェック事項や注意点、そして適正な手続きのしかたまでを「1項目=見開き2ページ」でやさしく解説。困ったときには「もくじ」を参考に、知りたいことをすぐに調べることもできます。経営者や管理職の必須知識として、人事労務担当者の実務の手引書として、活用自在の本当に役に立つ本です!
【本書の構成】
1章◎労働契約はどんなときに終了するのか
2章◎「退職」についてこれだけは知っておこう
3章◎「解雇」するときのルールと留意点
4章◎整理解雇(リストラ・事業縮小)が認められるとき
5章◎「懲戒解雇」の手続きと気をつけておくべきこと
6章◎知っておきたい「休業」の種類と取扱い
7章◎「休職」制度を設けるときに知っておくべきこと
8章◎定年退職と再雇用で義務づけられていること
9章◎採用内定取消しや本採用拒否に関するポイントと手続き
10章◎有期雇用・パートタイマーの契約が終了するとき
11章◎退職にまつわる手続きで忘れてはならないこと
【著者プロフィール】
濱田京子(はまだ きょうこ)◆特定社会保険労務士、エキップ社会保険労務士法人代表社員、株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン社外監査役、東京都紛争調整委員会あっせん委員。神戸市生まれ、東京育ち。聖心女子大学卒業後、新卒で三井不動産株式会社に入社し、人事部の仕事を経験したことをきっかけに、その後も人事系のキャリアを重ね、2009年に濱田京子社労士事務所を開業。2016年6月にエキップ社会保険労務士法人へ組織改編。自身が大手企業だけではなく、大手企業のグループ会社やベンチャー企業に勤務した経験から、ステージに応じた現実的な対応策の提案・コンサルティングを得意とする。ビジネス雑誌への執筆、人事労務関連のセミナー講師も多く、著書に『給与計算の最強チェックリスト』『労務管理の最強チェックリスト』『最適な労働時間の管理方法がわかるチェックリスト』『副業・兼業制度導入・運用マニュアル』などがある。
【著者ホームページ】
https://www.k-hamada.com

パワハラがない職場のつくり方
――パワハラ根絶を実現する究極の経営人事マネジメント「人本経営」実践のすすめ


小林 秀司・人本社労士の会 著
A5判並製272ページ
定価 2750円
ISBN978-4-89795-261-1
改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)により、大企業は2020年6月から、中小企業は2022年4月から、パワハラ防止措置が義務化されました。これにより、すべての企業にコンプライアンス対応が求められるわけですが、対症療法だけではパワハラの根絶は不可能です。パワハラ等の労働トラブルが起きる余地のない職場をつくるためには、人を大切にする組織風土、企業文化を根づかせる経営人事マネジメントを実践していくことが、きわめて大事で重要です。
それを体現するのが本書で紹介する「人本経営」(じんぽんけいえい)です。著者が指導する150社超の企業では、パワハラはおろか、労働トラブルの発生がほぼ皆無という状態になっています。企業にとって欠かすことのできないパワハラ対策の本質論や経営人事マネジメントの極意について、伊那食品工業などの実例やノウハウ満載で贈る本書を、健全な職場づくりの一助としてぜひお役立てください。パワハラ対策の成果がまったく違ってくることでしょう。経営者や経営幹部、人事担当者、そして社会保険労務士や士業の方にぜひ読んでほしい1冊です!
【本書の構成】
序章◎新しい労災認定基準にみるパワハラ対策のむずかしさと重要性
≪コンプライアンス編≫
1章◎パワハラ防止法を理解して対策を講じよう
≪マネジメント編≫
2章◎人を大切にする経営(人本経営)を理解してパワハラがない職場づくりを実践しよう
3章◎人本経営のデファクトスタンダード「伊那食品工業」
4章◎人本経営を実現するための10のプロセス
5章◎支援型リーダーの必要性とその養成のしかた
6章◎対話力ある組織づくりの実践のしかた
7章◎人間力を基軸とした新しい経営人事マネジメントの実践
終章◎人的資本経営と人本経営はここが違う!
≪事例編≫
(パワハラ対策や人本経営の実践で風土改革等に成功した17の事例)
【著者プロフィール】
小林秀司(こばやし ひでし)◆人本経営実践講座を全国で開催し、全国のいい会社をつくりたい経営者から絶大な支持を得ている、人を大切にする会社づくりのトータルプロフェッショナル。株式会社シェアードバリュー・コーポレーション代表取締役。1960年生まれ。大学卒業後、株式会社日本マンパワー等を経て1997年に独立し現職。2009年より法政大学大学院にて坂本光司教授(現・人を大切にする経営学会会長)に師事。その後、社労士として実務の世界で人を大切にする人本経営に成功するためのノウハウ研鑽に磨きをかけ、これを企業組織、法人組織を通じて、世に広めることに職業人生を賭している。人を大切にする企業視察件数は800社、直接、人本経営を指導した企業数は150社を超える。指導先では労働紛争は無縁となり、ステークホルダーとの関係の質が究極に高められ、福徳円満に永続していく組織づくりに成功する企業が続出している。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の創設にも深く関わり、「四国でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員長を歴任した。人本社労士の会主宰、内閣府委嘱・地域活性化伝道師。著書に、『人本経営』『元気な社員がいる会社のつくり方』などがある。「月刊総務」にて「人本経営」をテーマに連載中。

人本社労士の会(じんぽんしゃろうしのかい)◆人本社労士の会(JSR)は、2017年に発足し、人を大切にする経営を世に広めていくことこそ、人事領域の専門家である社会保険労務士(社労士)の基本的使命であるということに共感し、その実務修練を行なっている社労士有志の会。
【著者ホームページ】
http://www.keieijinji.com

図解でわかる 労働法の基本としくみ
――労働基準法、労働契約法からパート・有期労働法、育児・介護休業法まで
      初めての人でも図解でやさしく理解できる!


佐藤 広一・太田 麻衣 著
A5判並製224ページ
定価 1980円
ISBN978-4-89795-260-4
労働基準法や労働安全衛生法、男女雇用機会均等法、労働者派遣法など、労働・雇用分野を規制するたくさんの法律を総称したものが「労働法」です。労働法は、労務トラブルを未然に防止するためにも、経営者、管理者や人事労務の担当者はもちろん、働く人すべてが知っておきたい法律です。でも、難しそう、わかりにくい、重々しい…といった印象があるのも事実です。
そこで本書では、知りたいことがすぐに引けるように「1項目=見開き2ページ」で、一目でわかる図表を交えて、わかりやすい文章でやさしく解説。「雇用のルール」についてシッカリ理解しておきたいビジネス・パーソンや、労働時間・休日・賃金など働くことのしくみを知っておきたい新入社員や就活学生など、初めての人でもやさしく理解できる入門実用書の決定版です!
【本書の構成】
1章◎会社をとりまく労働法はこんなにいっぱいある
2章◎採用・内定と試用・本採用で知っておくべきこと
3章◎労働契約書のつくり方と誓約書、身元保証書のポイント
4章◎パートタイマー、契約社員等の労働条件はどうなっている?
5章◎雇用の基本ルール「労働契約法」とは
6章◎労働時間の決め方と運用のしかた
7章◎休日・休暇、休業の決め方と運用のしかた
8章◎賃金・給料・賞与の計算と支払方法のルール
9章◎就業規則の考え方・役割とつくり方
10章◎人事異動、退職をめぐる手続きと法的効力
11章◎懲戒・解雇で知っておくこと・注意すべきこと
12章◎事業主に求められる安全管理とは
13章◎起きやすい労務トラブルとその解決方法
【著者プロフィール】
佐藤広一(さとう ひろかず)◆特定社会保険労務士。HRプラス社会保険労務士法人代表社員。1968年、東京都出身。明治学院大学経済学部卒業、2000年、さとう社会保険労務士事務所(現HRプラス社会保険労務士法人)開設。人事労務パーソンにコミットした人事労務相談、コンサルティングを積極的に展開中。IPO、M&Aシーンでの労務デューデリジェンス、PMI、海外赴任者に対する賃金制度の設計、海外赴任規程の作成などを行なうほか、上場企業の社外取締役(監査等委員)および監査役を現任し、ボードメンバーの立場としても労務コンプライアンスに寄与している。「日本経済新聞」「週刊ダイヤモンド」「週刊エコノミスト」など新聞・雑誌への寄稿・取材多数、SMBCコンサルティング、日本能率協会、労務行政などで講演を行なっている。主な著書に、『管理職になるとき これだけは知っておきたい労務管理』『東南アジア進出企業のための海外赴任・海外出張の労務と税務 早わかりガイド』『最新版 図解でハッキリわかる労働時間、休日・休暇の実務』『「働き方改革関連法」企業対応と運用の実務がわかる本』『泣きたくないなら労働法』など多数ある。

太田麻衣(おおた まい)◆1993年、静岡県出身。東京大学教育学部卒業。2019年、社会保険労務士試験合格。一般企業の人事部を経て、HRプラス社会保険労務士法人に入職。現在、社会保険事務、給与計算業務に従事しつつ、人事労務相談では労働者災害補償保険法に関するアドバイスを強みとしている。また、IPO、M&Aシーンでの労務デューデリジェンスなどのコンサルティング業務を担当するほか、「労務事情」など雑誌への寄稿や、所内外のセミナーに登壇している。
【著者ホームページ】
https://ssl.officesato.jp

【新訂版】会社のたたみ方 いちばん最初に読む本
――解散、清算、破産から民事再生、M&Aによる存続まで
      会社を終わらせる方法と手続きのしかた


佐川 明生 著
A5判並製200ページ
定価 2420円
ISBN978-4-89795-259-8
会社業績の悪化で、社員への給与が支払えなくなったとき、銀行から借りたお金の返済ができなくなったときなどに、社長は会社を「たたむ」決断を迫られます。設立から3年以内で倒産する会社の割合は20%というデータもあります。でも、「たたむ」というと、即「倒産」をイメージするかもしれませんが、必ずしもそうではありません。借金、設備、社員などを整理することで、“箱”としての会社は消滅するとしても、社長が育ててきた“中身”としての「事業」を活かし続けられる可能性はあるのです。
本書は、会社を上手にたたむための、時期・手段の選び方からいろいろな方法ごとの法律知識や段取りのつけ方、手続きのしかたまでをやさしく解説。事業を存続させる方法も紹介。2015年12月初版の内容を、その後の法改正やコロナ禍による社会情勢の変化なども踏まえ、新訂版として全面刷新しました。「会社をたたまないといけないかな…」と考えたら、まずはとにかく読んでおきたい、とっておきの1冊です!
【本書の構成】
序章◎実例にみる会社のたたみ方
1章◎会社を「たたむ」判断はなぜ大切なのか
2章◎会社の「たたみ方」にはいろいろな方法がある
3章◎会社を「解散」するときの法律知識と手続き
4章◎会社の「清算」のしくみと手続きのしかた
5章◎「破産」を選択することのメリット・デメリット
6章◎「民事再生」のしくみと手続きのしかた
7章◎「M&A」による合併・譲渡等の上手なすすめ方
【著者プロフィール】
佐川明生(さがわ あきお)◆福島県出身。一橋大学法学部卒業。平成11年司法試験合格、司法修習を経て、平成12年10月弁護士登録。同時に(現)弁護士法人クレア法律事務所に入所し、平成14年から平成25年まで同事務所のパートナーを務める。平成26年3月、独立して「A.佐川法律事務所」を渋谷区に開設、その代表弁護士を務めている。会社法、労働法、倒産法を中心とした企業法務に特化、企業法務、特にIPOをめざすベンチャー企業の支援、法務デューデリジェンス、第三者委員会等の調査などを専門とし、また日本企業のベトナム進出やベトナム企業とのM&Aなどにも取り組んでいる。東証一部やマザーズの上場企業などの多くの企業の社外役員を務め、またさまざまな業種や規模の企業の法律顧問も務めており、その実務での経験を活かし、金融機関退職者などを対象とした、ベンチャー企業CFO養成セミナーの「事業再生」部門を2年間担当するなど、「創生」と「再生」を自身の職務としている。主な著書・共著書に『会社法の基本 いちばん最初に読む本』『「会社法」のかしこい使い方』『労働時間を適正に削減し、休日・休暇を正しく運用する法』『新倒産実務マニュアル』など多数ある。

図解でわかるESG いちばん最初に読む本
――経営・投資で重視する考え方の基本から企業の取り組み方まで
      図解でやさしく理解できる!


野上 眞一 著
A5判並製160ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-258-1
最近、新聞・雑誌などでよく見かける言葉に「ESG」(イーエスジー)があります。ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス=企業統治)の頭文字を取った言葉で、これら3つの要素を重視する考え方を指します。特に関連が深いのが、これも最近よく聞く「SDGs」(エスディージーズ:持続可能な開発目標)ですが、その関係は簡単にいえば、SDGsは目標で、ESGはその目標に向かう道筋を表わしています。
では、ESGは私たちの会社にどう影響するのでしょうか。自分や会社は何をしたらよいのでしょうか? また、「ESG投資」や「ESG経営」などと使われることが多いですが、具体的にどんなことをするのでしょうか? そんな素朴な疑問に対し、図解を交えてやさしく解説するのが本書です。
経営・投資・金融を変えるといわれる「ESG」について、どういう意味か・どんなことをするのかチンプンカンプンだけど、他人に聞くのも恥ずかしいし…、という人がまず最初に読んでほしい本です。本書でシッカリと理解して、あなたの仕事にも活かしましょう!
【本書の構成】
1章◎ESGって何だろう――SDGsとESG
2章◎投資家は「非財務情報」を見る――ESG投資とは
3章◎金融機関も進めるESG――ESGファイナンスとは
4章◎大企業が取引先に求めるESG――サプライヤー行動規範とは
5章◎ESGはいまや会社経営に必須!?――ESG経営とは
6章◎会社は何をどう開示すればいい?――ESG情報開示
7章◎自社に合ったESGの進め方――統合報告書とは
【著者プロフィール】
野上眞一(のがみ しんいち)◆会社勤務を経て、新製品・市場のコンサルティングに従事。主に「マーケティング」「経営数字」などを中心とした書籍の執筆、およびそれらのアドバイスを行なっている。会社員時代の経験から「すべての仕事にマーケティングを」をモットーとし、「あなたの隣のマーケター」を自認。難解なマーケティング戦略や用語を、普通のビジネスマンや学生にも理解できるようにかみ砕いた説明には定評がある。著書に、『18歳からの「マーケティング」の基礎知識』『図解でわかるマーケティングの基本としくみ』『図解でわかるデジタルマーケティング いちばん最初に読む本』『マーケティング用語図鑑』などがある。

定年前後の知らなきゃ損する手続き 得 ガイド【改訂4版】
――退職・年金・保険のトクするやり方がこれ1冊でズバリわかる!


土屋 信彦 著
A5判並製208ページ
定価 1760円
ISBN978-4-89795-257-4
本書は、2013年6月に初版を発刊以来、おかげさまでご好評いただき改訂を重ねてきましたが、高年齢者雇用安定法の改正で65歳までの雇用確保義務に加え、65歳から70歳までの就業機会の確保(努力義務)が新設されたことをはじめ、各種社会保障制度の見直し、退職者医療制度や国民年金後納制度の廃止、マイナンバー制度による届出書式の改訂などを織り込んで、最新のデータにもとづき全面改訂して「改訂4版」として新版化するものです。
国民年金や厚生年金がもらえるのは原則として65歳からであるため、それにあわせて会社は継続雇用や定年延長等を実施しており、定年を迎えてからの選択肢もいろいろありますが、定年前後には、退職にまつわる手続きから、年金、健康保険(医療保険)、雇用保険(失業保険)、税金に関する手続きまでさまざまあります。手続きをしなかったり、知識もなく行なってしまったために損をしてしまうケースもけっこう多くあります。
本書は、定年後に再雇用されたり、定年退職して転職または起業、フリーとして独立、あるいは完全にリタイアなど、あらゆるパターンに応じて知っておかなければならない手続きや得する知識についてやさしく手ほどきした本。手続きに必要な書式類は記載例・記載ポイント付きですべて網羅。誰も教えてくれない、得するポイント満載の1冊です!
【本書の構成】
1章◎【ケース別・退職手続き】定年前後にはこんな手続きが必要!
2章◎【雇用保険編】失業保険・給付金のトクするもらい方・手続きのしかた
3章◎【年金編】知らないと損をする年金のもらい方・手続きのしかた
4章◎【医療保険編】健康保険のかしこい選び方・手続きのしかた
5章◎【税金編】トクする税金の取り戻し方・上手な申告のしかた
6章◎【配偶者編】配偶者の手続きを忘れると思わぬ損が生じる!
【著者プロフィール】
土屋信彦(つちや のぶひこ)◆特定社会保険労務士、アイ社会保険労務士法人代表社員。1963年、埼玉県出身。東京都墨田区の谷口労務管理事務所谷口公次先生に9年間師事。その後、川口市にて開業。埼玉県社会保険労務士会理事、同川口支部副支部長を歴任。IPO・内部統制実務士。労務監査、上場支援、規則整備などが強み。著書・共著書に『会社を辞めるときの手続きマル得ガイド』『人事・労務のしごと いちばん最初に読む本』『労働時間を適正に削減する法』『スゴイ社労士が教える戦略的仕事術』『IPOの労務監査と企業実務』などがあるほか、TVK「アクセスNOW」にTV出演。
【著者ホームページ】
https://www.consul-srt.com

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